2013年3月18日月曜日

妄想と現実を代替するいけないシステム「SRxSI」

http://www.brainhackers.org/archives/2013/03/4864
藤井先生がSRxSIプロジェクトについてブログ書いて下さってた。
小さな山場を超えた感のあるタイミングだし自分も整理がてら書いてみる。ブログ久しぶりだ。

今年の始めぐらいから、理化学研究所の適応知性チームが開発した代替現実システム「SR」とセクハラインターフェースを掛け合わせた、「SRxSI」プロジェクトを水面下で進めていた。

現実と虚構が交錯するSR(代替現実)システムによるパフォーマンス作品『MIRAGE』
過去と現実の区別がつかなくなる、今目の前に「見えている」ものが信じられなくなる——?

この代替現実システム「SR」のことを知ったのは去年秋のDCEXPOだった。一緒にいた会社の友達に「これ!めちゃくちゃヤバいから!」と誘われ、SRのブースを拝見した。結局ずっと調整中でデモは少しだけしか見られなかったのだけど、サイコサスペンスみたいなじわじわくる恐怖感に苛まれて衝撃を受けたのを覚えている。現実と虚構が幽霊のように重なって、体験者にとっての現実の認識にスッと入り込んでいく感じ。。

その後、AR三兄弟川田さんのお引き合わせで研究チームリーダーの藤井先生とお話する機会があり、年始に開催した性的新年イベント「これからの性とアートの話をしよう」にもご参加頂けた。それだけでも超恐れ多いわーありがてぇ、と思ってたのだが、突然「SRとセクハラインターフェースを組み合わせたらなんかヤバいものができるんじゃないか?」とお誘いがかかり、二つ返事でやります、と即答。

自分は大学三年のころからセクハラ・インターフェースなるデバイスを作り続けていて、平たく言うと、飽き始めていた。色んなところで展示して、昨年末にはニュースサイトやまとめサイトに炎上気味に露出して、平均的な日本人の反応はなんとなーくわかってしまったし(クソワロタwwとかマジキチwwwとか)、同じことを続けてもあんまり面白くないなー、セクハラインターフェースはもうこのへんで辞めてあたらしい作品作る方向にシフトしようかな、と思ってた矢先のことだった。
また、去年MIT副所長の石井裕先生にデバイスを体験いただく機会があり、「君はこれを使って未来をどう変えて行きたいんだ?」と問われ、そもそもそんな視野をもって作品を作っていなかったことに気付いて完全にKO負け。面白ければいいじゃん、では通じない世界があることを知った。
このデバイス一本でやっていくことに限界を感じ始めていたところで、新しいシステムとのコラボレーションにより一気に可能性が広がって、素直にめちゃくちゃワクワクした。セクハラインターフェースをつくりはじめた頃の、何に転ぶかわからないけど何かヤバいものができそうな昂揚感を再び追体験しているような。しかも、人類の未来を変えてしまうようなポテンシャルを持ったシステムを使えるなんて楽しすぎる!

発表場所もコラボレーション方法も、何も決まってないところからのゆるゆるスタート。
妄想全開のブレストを経て、なんとなくの方向性が固まり、理化学研究所のラボで実験を数度行ってみた。
現段階で出来つつあるのが、生の大根に虚構の美女の生脚を重ねてインタラクションできるいけないシステム。
鑑賞者の興奮度合いに応じて、仮想の美女の行動がエスカレートしていく。

女優の藤崎ルキノさんをお招きしての撮影会の様子。美しさに目がくらんだ。。

いけない現実を見て、にやける体験者


かなりヤバい映像素材が撮れたので、
これをどうシステムに組み込むか、どう面白く料理していくか考えているところ。
発表場所もぜんぜん決まってないし、プロモーションどうするか、というところから自分達で戦略たてる感じになりそう。
この無法地帯感すげーワクワクする…!誰も踏み入れたことのないテクノロジーで大暴れするの、超楽しい。。

また進捗があれば報告します。
とりあえず今日はこのへんで。

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