我が家を宿にした友人と今日は朝から過ごす。昨晩の残りものでキムチチーズ雑炊を食らい、六本木にまつわる都市伝説で騒ぎ、そしてストッキング人形の綿詰めなどを行うなどする。
その後ずっと行きたかったMOTのアルスエレクトロニカ展へ。
明和電機や岩井俊雄さん、八谷和彦さんクワクボさんなど日本メディアアート界隈の大黒柱から、
真鍋大度さんなど気鋭の作家まで、現代のメディア芸術のフィールドを網羅するような展示で大満足。楽しすぎて、作品見ながらニコニコしてた最後まで。
くがちゃんの紹介で何度かお話させて頂いた安藤さんの作品もあった。彼の独特のユーモアが全面に出た作品で素敵すぎる。都市論的というか、ハプニングを起こすことによってその場に潜む無言の拘束力を可視化する、というアプローチはDOUZOでやってる事にも似ていてとても共感できた。
衝撃だったのが、あの明和電機でさえメディア芸術祭で優秀賞をとったのが、既にかなりメディア露出して1000人規模のステージを幾つもこなすようになった時期だったということ。
それを大学の卒業制作で、しかも初応募でサクッと穫ってしまう和田さんって一体何なの。不気味さすら感じた。これからの成長を加味して考えると身震いがする。なんか人生の始めから自分の才能フル始動しすぎて早死にするんじゃないか心配だ。いやだ。長生きして様々な突飛なものをたくさん産卵/発明して頂きたい。
そして明和電機も大好き。確信犯的ナンセンスという唯一無二。日本文化や自分のルーツをパロディするという立ち位置はすごくクールかつ自虐的かつ愛に満ちていて素敵。
このお二人には特に共通して言えると思うんだけど、
飛び抜けた熱量や強度を持つ作品って、何かしらの形で作家のルーツが強く噴出している場合が多いような気がする。長い体験、当人にとっては当たり前で飽き飽きしてるぐらいのその人特有の日常や習慣、幼い頃から細胞に積み重ねられた風景。そういったものが強烈な「匂い」として立ちこめる作品が、メカメカして無機質になりがちなメディアアートにおいては特に他を圧倒する強度を持つんだろう。
友人と別れて制作会社の説明会へ。就職活動が始まる前から興味を持っていた会社なので、説明会をとても楽しみにしていた。
総務部長さんが気さくで良い人だった。ある本のインタビューで顔を見ていたので本人を目の前にして若干感慨深い。
会社説明では仕事のツラさについての言及もたくさんあったが、それを相殺するだけの喜びもある仕事なんだなあ、と。
社員さんがいい年になってもすごく若々しいのも印象に残った。スーツを日常的に着ないのと、いつまでも若々しい好奇心が必要だってのもあるのだろうか。こういう大人は大好きだ。
説明会に行くと、何かしらの形で「うわー…」とドン引きする事がしばしばあるが、この会社の説明会では「うわー…」がほとんど起らなかった。むしろ共感することばかり。ここでなら働くイメージが湧いてきたし、社員さんともきっと気が合うだろうなーと思えた。一方的な思い込みかもしれないけど。でも会場にいた学生とも人事担当の方ともすごく屈託なく話せたし、自分にとって居心地の良い場だったのは確か。出会ったどの学生も、比較的自分と価値観が近い人たちが多くて、盛り上げようとせずとも話が自然と盛り上がった。他の諸々の要素より、自分の強烈な「好き」を軸に就職活動をしている人が多かった。やばいかもしんないけどこういうスタンス好き。
いいなあ入りたいなあ。
ただ、映像を見ていて、なんというかクオリティ高かったり暖かい雰囲気があったりと素敵だったのだけれど、
エッジが立った作品が少なかったかなー、と少しだけ不安が。商用CMなんだからエッジ立てたらやばいからなのかもしれないけれど。
とりあえず、色んな会社を見つつ様子見。
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